単身・別地方・春引越の賃貸物件探し経緯(2020年)〜下調べ編〜
- 申込までの流れ
- 0. [構想] 引っ越しの時期感を考え、調査開始日を設定する。
- 1. [調査1] 物件に求める条件を認識しはじめる。エリアの情報を仕入れる。
- 2. [連絡1] 不動産屋に連絡・相談する。
- 3. [調査2] 物件調べを進め、「だいたいこんなところかな」という候補を用意する。物件に求める条件を明確化していく。
- 4. [連絡2] 不動産屋訪問(物件内見&できたら申込のため)の予約をする。
- 5. [調査3] 候補物件周辺をGoogle ストリートビューで見る。物件の入っている建物などの評判を見る。Youtubeで室内の動画を探す。
2020年、翌春予定で数百キロ単位の引っ越しをすることになった。春には人の出入りが激しいという地域、かつ、遠方で内覧がしづらいので、早めに決めておきたいという状況。という背景での物件探しの経緯です。
申込までの流れ
- [構想] 引っ越しの時期感を考え、調査開始日を設定する。(9月)
- [調査1] 物件に求める条件を認識しはじめる。エリアの情報を仕入れる。(10月)
- [連絡1] 不動産屋に連絡・相談する。(10月) 3. [調査2] 物件調べを進め、「だいたいこんなところかな」という候補を用意する。物件に求める条件を明確化していく。(11月〜12月)
- [連絡2] 不動産屋訪問(物件内見&できたら申込のため)の予約をする。(12月)
- [調査3] 候補物件周辺をGoogle ストリートビューで見る。物件の入っている建物などの評判を見る。Youtubeで室内の動画を探す。(12月)
- [実地1] 周囲を下見する。(12月)
- [実地2] 内見する。(12月)
- [ついに] 内見で気に入れば申込する。(12月)
この記事では「5」まで。
続きはこちら。 単身・別地方・春引越の賃貸物件探し経緯(2020年)〜下見・内見編〜 - 息する暮らし
0. [構想] 引っ越しの時期感を考え、調査開始日を設定する。
引っ越しの時期感を考えておく。
基本的には、アットホームの「貸契約に最適な時期って?物件探しにおすすめの時期とタイミング」というページが参考になるかと。
ただし、
物件探しは入居の「2カ月前」を目安に
とあるものの、これはケースバイケースかと。
ちょうど入居前に繁忙期(1〜3月)があるようなケースでは、物件探しのスタイル次第では早めに動いたほうがよいかもしれないです。
例えば↓のような(自分のような)スタイルなら、早めの動き出しのほうが落ち着くかもしれません。
- 物件に求める条件が多そうで、絞り込みに時間がかかる
- 折角時間をかけて絞り込んだのに、内見に行ったら埋まっていた、という悲劇を避けたい。
- 入居前に多少家賃が発生してもいい or 入居中物件の申し込みでもいい
- 前住人退去から引っ越しまでに時間が空く場合、家賃発生のタイミングについては、相談に応じてくれるところもあるかもしれない。
自分は春入居するくらいを考えつつ、9〜10月にざっくりと調べはじめました。
というのも、引っ越し先が、色々な大学のあるあたりで、1月2月になると受験生が押さえはじめて熾烈な競争に巻き込まれそうだったため(入居者がいる段階で申し込むということも結構ありそう。さらに合格前予約という制度もあるとかどうとか)。
もし引っ越し先に近いところに住んでいれば、そのデッドヒートにも勝てるかもしれないが、悠長に絞り込んで下見して……という余裕はなかなかなさそう。
逆に、↓のような状況なら、繁忙期に探すのもありかもです。物件数自体は多いらしいので。
- 引っ越し先が近くてすぐ内見にいける
- 即断即決
- 気になった物件が消失してもあまり気にしない
で、9〜10月に調べ始めてどうだったよ?
やってみた所感としては、内見までの間が結構長く、その間時々、気になった物件が消える不安をねじ伏せるタイムがありました。 ただ長い分、「内見までに絞りきれるだろうか」「早く候補をまとめないと」と焦ることがあまりなかったのはよかったかと思います。
1. [調査1] 物件に求める条件を認識しはじめる。エリアの情報を仕入れる。
とりあえず、賃貸情報サイトを訪れてみる。
そうすると「家賃」「間取り」「専有面積」「2階以上」「室内洗濯機置場」などなどたくさんの絞り込み項目がある。
この項目を参考に、自分が物件に求めるもの(欠かせないと思うもの)をリストアップする。
そこで適当に検索してみると、だいたいどんな物件がどれぐらいあるのか、といったイメージができてくる。
なお、賃貸情報サイトの絞り込み項目にはない、自分のこだわりについても考えてみる。
(部屋や設備の位置関係など)
また、候補となる地域の情報を仕入れる。
自分は初めての地方だったので、とりあえず駅の名前などを入れて検索し、どういったところか調べました。
候補エリアが大学の近くの地域なら、大学名を入れて「○○大学 ひとり暮らし」「○○大学 家探し」などと検索すると、エリアの紹介をしているページなどがひっかかりやすいかも。
ここでも、「便利なところがいい」「緑のあるところがいい」など希望が出てくるかもしれません。 その中でも、「こういうところは嫌だ」というのがあるなら、強く意識しておいた方がいいかもしれません。嫌なところに当たると苦しそうなので。
- こうだといいな(好)
- これでもどうにかなる(妥協)
- これはいやだ(嫌)
- これは絶対に嫌だ(拒絶)
このあたりのラインを考えておくと、後で不動産屋さんに物件を勧められたときの判断材料となるかも。
2. [連絡1] 不動産屋に連絡・相談する。
問い合わせですね。
自分の引っ越し先の場合は、主要な不動産屋ならだいたい同じ物件を取り扱うことができる模様(とネットで見た)。
なので、(よく言われることではあるが、)不動産屋さんというよりも、担当さんとの相性で、これからやりとりしていく相手を選ぶのが割といいのかもしれない。
もっとも不動産屋さんの評判を全く検索しなかったわけではないです(そういう習性)。
自分は一旦、不動産屋さんのお問い合わせフォームに、引っ越しの時期や求める条件などを入れて問い合わせました。
(身元については、信用度プラスに作用しそうな面を少し伝えるような形で)
ここで、担当者があまりにも変なことを言っていたら、別の不動産屋に変えるつもりでした。
実際には、求める条件がちょっと伝わっていないかもしれないなーという返事でありましたが、参考になることも聞けたので続行。
書いてから思いましたが、知り合いがいて、抵抗感とかないなら、知り合いに紹介してもらうのも可能かもしれないです。
3. [調査2] 物件調べを進め、「だいたいこんなところかな」という候補を用意する。物件に求める条件を明確化していく。
不動産屋さんから聞いた話も参考にして、物件調べる。
不動産屋独自のサイトより、いわゆる大手(SUUMO, HOME's)のほうが漏れがないかも。
ただ、不動産屋独自のサイトなどでは、特定の条件に強い調べ方ができることもあるかもしれません。
(特定の大学に通学したいなど)
HOME'sとSUUMO
-
- アーカイブhttps://www.homes.co.jp/archive/が便利
- 建物名&所在地がつかみやすい。
空き部屋の番号については、「不動産会社の特長からお問い合わせ先を選ぶ」ボタンを押すことで、番号を載せているページが出てくることもありました。 - 過去にいつ募集がかかっていたかなども調べられる
- 建物名&所在地がつかみやすい。
- 地図
- 各物件が丸い点で出てくるので、最終段階の絞り込みによい(Googleマップと照らし合わせる)。
- 地図上で閲覧した物件の色が変わるのも便利。
- ただしクリック操作が効きにくいことがあった(ある建物について、別の建物を表示中にその建物をクリックしても情報表示がされず、別のところをクリックしたりなんだりと……)
- 検索機能
- タグのつけ方(「最低限の男子部屋」など)の基準はよくわからなかった
- アーカイブhttps://www.homes.co.jp/archive/が便利
-
- 地図
- 区域ごと(?)の件数で出てくるので、件数をざっと把握しやすい。
- 新着物件メールが便利。(指定した条件で新着があると送られてくるやつ)
suumo.jp
- アカウントを作らなくてもメールアドレス指定でOK。(解除も割と楽にできる)これが便利。
- 地図
SUUMOとHOME'sは地域によって強さが違うという話も聞いたことがあります。
地方ではアットホームが強いという話も。
あと、マンションノートのも、写真が見やすいなどで意外と使えたかもしれない。
使い方
自分が設定した条件(家賃、面積)より少し広いぐらいの条件で調べる。
※詳細条件(エアコン有無など)については担当者が設定し忘れているかもしれないことも考慮して外して検索することもありうるが……まあSuumoやHomesなら、どこかの不動産会社が設定してくれているだろうと期待したい。
ここで間取りなどをチェックして、候補物件を表にまとめていきました。 (Google Spreadsheetなど、出先で閲覧できる表だと便利かも)
新着物件通知メール
内見の1〜2週間前程から通知メールを利用しはじめました。 基本的には、その前に自分で調べておいた物件を基本候補として、新しく入ってくるものをチェックして内見に挑むような使い方です。
あまり前から使い始めると、通知物件をいちいち調べる手間がかかる&気に入った物件が消えてしまうと悲しいなーと思って。
その他
賃貸でヒットする物件があまりに少ない人は、いっそ購入を考えもするのだろうか、など思いもした時期です。
ところで、紹介ページ特有の口調って一体なんなんでしょう。「〜〜〜な人も安心ですね」とか「〜〜〜な人にもhogehogeですよ」みたいな。地域によっても違うのでしょうか? イキってる系マンション広告とも違う独特の横からちょっと距離置いて柔らかい声で喋ってくる系の口調。
4. [連絡2] 不動産屋訪問(物件内見&できたら申込のため)の予約をする。
見出しの通り、予約。
全部遠隔で済ませる不動産屋さんもあるらしいけれど、現地で物件を見たかったので、予約しました。
避けた曜日
- 定休日(そりゃそうだ)
- 土日(混むという噂なので)
特に選びたい方は、「曜日 内見」や「曜日 不動産」で検索すると、オススメ曜日について語っているページが出てくるかと。
ただ、ここで予約した日ですんなり決まる保証はなかったので、その後の日も予定は空けておきました。 また、前の日も自分で下見するために時間を取っておきました。
5. [調査3] 候補物件周辺をGoogle ストリートビューで見る。物件の入っている建物などの評判を見る。Youtubeで室内の動画を探す。
作成した表を使いつつ、下記のツールを利用。
利用ツール
- Googleマップ
- Googleストリートビュー
- 周辺の建物との位置関係が見える。狙っている部屋の日当たりの参考にも。
- マンションノート、マンションレビュー
- 自称住民の口コミが見える。物件によって多さがまちまち。
- マンションノートは、ログインすると+の口コミは閲覧可能。-の口コミは、何もせず部分的に閲覧可能なものもあるが、多くはポイントを使うなどして閲覧する。
- このポイント、自分でレビューを書くと文字数に応じて付与されるのだが、あまり気前よくない。なのでポイントの使いどころは選んだほうがよいかも。
- www.mansion-review.jp
- Youtube
- Youtubeで物件名で検索すると、室内の動画がヒットすることがある。(収納も開けてくれていたりする)
その他
- 気が早いので、候補物件の間取りに対応するようなレイアウトを考え始める。(インテリア配置アプリとかですね)
- 「この収納がいいのでは」「この家電は」とか気になって調べて時間を費やす。
- 配置アプリは例えばこういったページで紹介されています。 www.hikkoshi-line.com
- 内見1〜2週間前、気になった物件が消失していないかと気がかりになってくる。
- 部屋探しをぱぱっとやって早く申込まで済ませた方が精神衛生上よいのではという気がしなくもない。