Audibleで何を聞く

数年前から知人にAudible推しがいる。
何を聴いたと言ってくる。

かたやこちらは英日問わずリスニングに苦手意識。
耳で聞いたら話が頭に入ってこないだろうなと。
さらにあのAudibleストアに並ぶ本を一冊でもいいから選んで「再生時間」のところを見てほしいんですが、一冊あたり10時間越えばっかりって。何。フルコース3回分ぐらい?

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それでAudibleなど音声読み上げ系には手を突っ込まずにいたのですが、天敵新幹線に乗ることになりました。

新幹線、昔は好きだったんですが、どうも酔うようになってきて、しかも高性能マスクなんてつけていると余計酔いやすくて、読書に集中なぞできない。スマホも油断して何十分か使おうものなら横を向くと吐き気が手を上げている。先生トイレ行っていいですか? うーん、感染対策が気になるかなあ。

仕方ない。と、なります。
それで手を出しました、Audibleに。

何を読むってか聴くか、です。
まず、英語のリスニング教材を適当に数本。集中力が切れてもいいような短めのものがたくさん入っているやつ。
次に、日本語の小説。自分が読んだことのあるものにします。聴いてみたら新たな発見があるかもしれない。そこで選んだのは『三体』(一巻目)と『ハリー・ポッターと賢者の石』。 そして英語の児童向けのお話。日本語と英語で交互に読まれるもの。
どれもAudible加入後は無料で入手できるものだったように思います。

それで新幹線に乗りました。
英語のニュースリスニング、何を言ってるのかあまりよくわかりませんが、充実感はありました。
『三体』、人物二人ほど判別できた気がします。紙で一度以上読んだのですが、聴くと、その場面の雰囲気はわかるけど全体がどう繋がってるかは特にわからなかったような。
それでも、これがない新幹線時間と比べたらずいぶんよいものでした。いろいろな声音が耳元で聞こえるというのが楽しい、というのはあるかもしれません。

で、非移動時。
Audibleは今日口実に使われています。
Audibleで英語教材などを流しつつ、あまり頭を使わないゲームをする、そう、それがゲームをやることの口実になるわけです。ゲームがなければ聴き続けるのは苦しい。でもゲームがあれば、暇な耳が、教材を聴く。そういう論です。正しいのかな?